
こんにちは!池田塗装の池田です。今日は、「外壁塗装中の臭いとその対策」についてお伝えします。
外壁塗装を検討されているお客様から、「塗料の臭いがきついと聞いたけど本当?」「小さな子どもや高齢の家族がいるけど大丈夫?」「どれくらいの期間、臭いが続くの?」といったご質問をよくいただきます。たしかに、塗装工事の際には独特の臭いが発生しますが、その原因や種類、そして正しい対策を知っておけば、必要以上に心配することはありません。
この記事では、塗料の臭いが発生する仕組みや、水性塗料と溶剤塗料の違い、実際にどのくらい臭いが続くのか、そしてご家庭でできる具体的な臭い対策までをわかりやすく解説します。特に臭いに敏感な方や、ペットや赤ちゃんのいるご家庭には知っておいていただきたい内容です。
外壁塗装の臭いは、工事全体のわずかな期間だけ感じる一時的なものです。とはいえ、事前に対策を取ることで、より快適に工事を進めることができます。この記事を読んでいただければ、「どんな塗料を選べば臭いを抑えられるのか」「工事中にできる工夫は何か」が明確にわかるはずです。
目次
外壁塗装の臭いの原因と感じる期間
外壁塗装で発生する臭いの正体を知るには、まず塗料の種類を理解することが大切です。「塗料によって臭いの強さが違う」と言われても、具体的にどこが違うのか分からない方も多いのではないでしょうか。
実際、臭いが強くなるかどうかは「水性塗料」と「溶剤塗料」のどちらを使うかによって大きく変わります。
ここでは、池田塗装の現場でもよく話題に上がる「塗料の種類による臭いの違い」について、わかりやすく説明します。
水性塗料と溶剤塗料の違い
外壁塗装の塗料は大きく分けて2種類あり、水性塗料と溶剤塗料があります。
このうち、臭いが強いのは「溶剤塗料」です。シンナーなどの有機溶剤を使って希釈するため、塗装中に揮発して独特の臭いが発生します。これが、多くの方が「塗料の臭い」と感じる原因です。
一方、水性塗料は水を主成分として希釈しているため、臭いが比較的少なく、施工中でも不快に感じにくいのが特徴です。池田塗装でも、「臭いが気になる方は水性塗料を選ぶと良い」とご案内しています。
ただし、溶剤塗料には耐久性が高いという利点があり、特に屋根などの過酷な環境では溶剤が選ばれるケースもあります。つまり、外壁は水性、屋根は溶剤というように、部位によって使い分けることが多いのです。
最近では、臭いを抑えた低臭タイプの溶剤塗料や、良い香りがするタイプの塗料も登場しており、以前よりもずっと快適に施工できるようになっています。
臭いを感じる期間と工事の流れ
外壁塗装の臭いは、「工事期間中ずっと続く」と思われがちですが、実際にはそうではありません。池田塗装の現場経験から言うと、一般的な30坪ほどの住宅の場合、塗装工事の期間はおよそ2週間ほどですが、強い臭いを感じるのは実質3〜4日程度です。
工事の流れを見てみると、まず初日に足場を組み、翌日に高圧洗浄(水洗い)を行います。続いて、窓など塗らない部分をビニールで覆う「養生」、ひび割れやコーキングの補修などの下地調整が行われます。この段階では、まだ塗料を使っていないため、臭いはほとんどありません。
臭いを感じやすくなるのは、いよいよ「塗装工程」に入ってからです。下塗り・中塗り・上塗りの3工程で、塗料を使う日が続きます。特に溶剤塗料を使用する中塗り・上塗りのタイミングで臭いが強く出やすくなりますが、それでも2〜3日ほどが中心です。
また、最近の塗料は改良が進んでおり、昔のように「1週間以上臭いが残る」ということはほとんどありません。塗料が乾燥して塗膜になれば、臭いはほぼ消えます。
多くの場合、最終の仕上げ塗装を終えた翌日には、臭いが気にならないレベルになっているでしょう。
臭いに敏感な方でも、「塗装中の数日だけ少し我慢すれば済む」というイメージで問題ありません。どうしても心配な場合は、あらかじめ塗装業者に「臭いを抑えた塗料を使ってほしい」と伝えておくと安心です。
室内に外壁塗料の臭いを入れないための対策
外壁塗装の臭いは、外で作業していても意外と室内に入り込むことがあります。特に「換気扇まわり」や「窓のすき間」から侵入しやすく、臭いに敏感な方にとっては大きなストレスになることもあります。しかし、事前に少し工夫をしておくことで、室内への臭いの侵入をかなり軽減することができます。
まず注意したいのが、換気扇まわりです。トイレやキッチンなどの換気扇は、外壁側に排気口があり、塗装中でも下が開いたままの状態になっているケースが多いです。そのため、ここから臭いが入りやすくなります。臭いが気になる方は、塗装期間中だけでも一時的に換気扇を使用しないようにするか、養生を工夫して塞いでもらうよう業者に相談しましょう。
池田塗装でも、換気扇まわりは「上3面をビニールで覆い、下部だけを開ける」など、必要に応じて養生の方法を変えています。
次に気をつけたいのが窓の養生です。塗装工事中は、塗料の飛散を防ぐために、窓をビニールでぴったりと覆ってしまうのが一般的です。
しかし、全ての窓を完全に塞ぐと空気の入れ替えができず、室内にこもった臭いが残りやすくなります。そのため、1箇所か2箇所だけでも「開け閉めできる窓」を残してもらうと良いでしょう。
このような養生は、事前に相談すればほとんどの業者が対応してくれます。
さらに、工事期間中はできるだけ換気のタイミングを工夫するのもポイントです。塗装作業をしていない時間帯(朝早い時間や夕方など)に短時間だけ窓を開けて空気を入れ替えるだけでも、臭いの滞留を防ぐことができます。
こうしたちょっとした対策を行うだけで、「家の中が塗料の臭いで充満してつらい」という状況はほとんど避けられます。塗装業者としっかり相談しながら、自分たちの生活スタイルに合わせた養生や換気方法を取り入れることが大切です。
臭いを抑えるための塗料選びと相談のポイント
外壁塗装の臭いをできるだけ抑えたい場合、最も効果的なのは「塗料選び」です。どんなに換気や養生を工夫しても、使う塗料によって臭いの強さは大きく変わります。そのため、臭いが気になる方や小さなお子様・高齢の方がいるご家庭では、事前の打ち合わせ段階でしっかりと希望を伝えることが大切です。
「こんなに臭うとは思わなかった」というお客様の声を、ネットで目にすることがあります。これは、多くの場合、業者から勧められた塗料をそのまま選んでしまった結果です。特に「溶剤塗料」を使用した場合、どうしてもシンナーなどの有機溶剤の臭いが発生します。
臭いに敏感な方は、初めから「臭いの少ない塗料でお願いしたい」と伝えておくことで、水性塗料を中心に提案してもらえるでしょう。
近年の水性塗料は性能が大きく進化しており、シリコン系・フッ素系・無機系といった高耐久タイプも充実しています。「水性=耐久性が低い」というイメージは、すでに過去のものです。品質面でも遜色なく、臭いを大幅に軽減できるため、臭いが気になるご家庭には非常におすすめです。
ただし、屋根塗装に関しては注意が必要です。屋根は直射日光や雨風の影響を強く受けるため、現在も溶剤塗料が主流です。屋根は高耐久性を優先する必要があるため、水性塗料では選択肢が限られます。それでも、屋根塗装中は換気の工夫や、家の中で過ごす時間を減らすなどの対策で対応できます。
また、最近では「バラの香りがする塗料」など、香り付きの塗料も登場しています。臭いが“しない”というより、“良い香りに置き換える”という考え方です。少しでも快適に工事期間を過ごしたい方には、このような塗料を検討してみるのも一つの方法です。
結局のところ、臭いを完全にゼロにすることは難しいものの、「塗料選び」と「事前相談」でその大部分は防ぐことができます。
まとめ~横浜市での外壁塗装・屋根塗装なら
本記事では、外壁塗装中に発生する「塗料の臭い」について詳しくお伝えしました。塗料の臭いは、主に溶剤塗料に含まれる成分が原因ですが、最近では臭いの少ない水性塗料や、香り付きの塗料も登場しています。工事全体の中で臭いを感じるのはほんの数日間で、塗膜が乾燥すれば臭いはほとんど消えます。
また、換気扇まわりの養生や、窓を一部開閉できるようにしておくなど、ちょっとした工夫で室内への臭いの侵入を防ぐこともできます。「臭いが苦手」「小さな子どもや高齢の家族が心配」という方は、事前に業者へ相談し、水性塗料の使用を希望するだけでも大きな違いが出ます。
池田塗装では、神奈川県川崎市・横浜市を中心に、20年以上にわたり4,000件を超える施工実績を積み重ねてきました。すべての工事を熟練の自社職人が担当し、誠実で丁寧な施工をお約束しています。余計な中間マージンを省き、「品質は大手の2倍、費用はそのまま」を目指して、お客様の建物に最適なプランをご提案しています。
外壁塗装の臭いが心配でお悩みの方も、ぜひ一度池田塗装へご相談ください。経験豊富な職人が、環境やご要望に合わせて最適な塗料と施工方法をご提案し、快適で安心な塗り替えをサポートいたします。
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この記事の著者について

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2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。(各図書館に置かれています)
「初心忘るべからず」という言葉を胸に、毎日お客さまの信頼を得られるよう頑張っています。 世の中には不誠実な業者も多く、リフォームで後悔する人が後を絶ちません。
一人でもそういう方がいなくなり、私たちが地元の皆さまに貢献できればと思っています。川崎市・横浜市にお住まいで、外壁塗装についてお悩みの方はお気軽にご相談下さい。(会社概要・本店について|青葉店はこちら)