単に塗料といっても、様々な種類があるため迷いますよね。
その中でも、クリアー塗装という種類の塗装をご存じですか。
中には、名前すら聞いたことがないという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、今回はクリアー塗装について横浜の業者が解説します。
今後の参考にしていただければ幸いです。
□クリアー塗装の特徴
クリアー塗装とは、下地が透けて見える無色透明な塗料を使用した塗装のことを指します。
色つきの塗料を使った塗装とは異なり、外壁の色や柄を保ちつつ塗装を行えることが特徴です。
そのため、コーティングとしての機能に特化した塗装だといえるでしょう。
まずクリアー塗装の利点と欠点について紹介します。
*利点
まず使用する利点として、塗装回数を減らせるという点が挙げられるでしょう。
外壁塗装を行う際、必ず3回塗装しなければならないことはご存じですか。
3回行わないと、低品質で劣化しやすい塗装となってしまうのです。
しかしクリアー塗装は下塗り材が不要なため、通常より1回少ない2回の塗装で完了します。
そのため、費用も比較的安価で済ませられるでしょう。
*欠点
欠点として、クリアー塗装をしない方が良い外壁が多いという点が挙げられるでしょう。
どのような外壁が該当するのか、ご存じですか。
劣化が著しい外壁や、フッ素塗料を使用しているような外壁は、不適切だと言われています。
もし誤って使用すると洗練されていない外壁になるばかりではなく、機能的にも不具合が生じる可能性があるため、塗装を行う前に使用可能かどうかをよく見極める必要があります。
□クリアー塗装の注意点
先ほど特徴や利点、欠点を紹介しました。
使用する際に、気を付ける必要がある点があります。
次に注意点について紹介します。
1つ目は、塗装の目安は約7年だということです。
塗料の平均的な寿命は約10年だといわれています。
しかし、クリアー塗装の寿命は約7年と、比較的短いと言われています。
その理由は劣化が目立ちやすいため、比較的早めに塗り替える方が多いからだといえるでしょう。
2つ目は、コーキングの仕上がりについてです。
クリアー塗装は無色透明であるため、コーキングの上に塗装する際はより注意する必要があります。
コーキングの上に施しても問題はないものの、通常の塗料を使用するより割高になるといえるでしょう。
□まとめ
今回でクリアー塗装の理解も深まったのではないでしょうか。
使用用途次第で、私たちに良い影響を与えてくれるような塗装だと分かっていただけたでしょう。
今までクリアー塗装を知らなかった方も、これを機会に外壁塗装に使用することを検討してみてください。
この記事の著者について
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