こんにちは、代表の池田です。
本日は朝から雨予報だったので、現場での作業は残念ながら中止となりました。
外壁塗装は、気温や湿度、そして天候に大きく左右される仕事。特に雨の日は塗料がしっかりと乾かず、仕上がりや耐久性に影響が出るため、無理な施工は禁物です。
とはいえ、せっかくの一日。現場に出られない日だからこそ、普段なかなか発信できない塗装にまつわる知識をお伝え出来ればと思います。
そこで今日は「雨と外壁の関係」について、少しお話ししたいと思います。
外壁というと皆さんは普段あまり意識して見ていないと思いますが、実は建物全体を雨風や紫外線から守るという、とても大事な役割があります。
そんな外壁が、雨の日にはどんな影響を受けているのでしょうか…。
雨がもたらす外壁への影響とは?
外壁は、私たちの暮らしを守る「家の顔」であり「鎧」のような存在です。しかし、そんな外壁も、雨にさらされることで以下のような影響を受けます。
● 経年による水の浸み込み
年数が経った塗膜は、どうしても防水性が低下していきます。すると、表面に水が染み込みやすくなり、見た目にもムラや黒ずみが出てくることがあります。
● クラック(ひび割れ)からの浸水
小さなクラックでも、雨水が入り込むことで内部の構造材を劣化させる恐れがあります。特にモルタル壁は、乾燥と湿気を繰り返すことで割れやすくなります。
● カビ・苔・藻の発生
外壁の表面に雨水が残ると、ジメジメした環境が生まれ、カビや苔が発生しやすくなります。特に北側や日当たりの悪い場所では注意が必要です。
雨の日にチェックしてほしい3つのポイント
ご自宅で「ちょっと見てみようかな」と思った方に向けて、簡単なチェックポイントをご紹介します。
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外壁に雨シミができていないか
→ 同じ場所だけが濡れ続けている場合は、撥水効果が落ちているサインです。 -
ひび割れに雨水が入っていないか
→ 細くても長いクラックは雨水の通り道になります。 -
苔や黒ずみが増えていないか
→ 雨で養分が運ばれ、見えにくい場所に広がっていることも。
雨の日にこそ、塗装の必要性を実感することも
雨が降ることで、普段気づきにくい劣化やトラブルが浮き彫りになることもあります。特に築10年以上経ったお住まいでは、「外壁が水を弾かなくなってきた」「汚れが落ちにくい」などの声もよく聞きます。
定期的な塗装メンテナンスを行うことで、外壁の防水性や美観を保ち、大切なお住まいを長く守ることができます。
本日は現場作業はお休みでしたが、外壁と雨の関係についてお話しました。お住まいも人と同じように、時には”不調のサイン”を出しています。
もし気になる点があれば、私たち池田塗装にお気軽にご相談ください。建物診断、お見積りは無料で行っています。
それではまた、更新したいと思います。
この記事の著者について

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2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。(各図書館に置かれています)
「初心忘るべからず」という言葉を胸に、毎日お客さまの信頼を得られるよう頑張っています。 世の中には不誠実な業者も多く、リフォームで後悔する人が後を絶ちません。
一人でもそういう方がいなくなり、私たちが地元の皆さまに貢献できればと思っています。川崎市・横浜市にお住まいで、外壁塗装についてお悩みの方はお気軽にご相談下さい。(会社概要・本店について|青葉店はこちら)
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