外壁塗装を検討しているものの、「どの業者に頼めばいいのか分からない」と悩んでいませんか?実は、業者選びを間違えてしまったことで、「施工後すぐに不具合が出た」「想定以上の費用を請求された」など、トラブルに巻き込まれるケースは少なくありません。
外壁塗装は決して安くない買い物です。だからこそ、信頼できる業者選びが重要になります。とはいえ、初めての塗装工事では、何を基準に選べばよいのか不安になるのも当然です。
そこで今回は、外壁塗装の業者選びで失敗しないための「正しい探し方」として、初心者でも実践しやすい5つのチェックポイントを解説します。
※外壁塗装の業者選びで失敗しないポイントについて、詳しく知りたい方は『【川崎市】外壁塗装の業者選びで失敗しない7つのポイント|プロの視点で徹底解説』をご覧ください。
目次
外壁塗装業者を選ぶ5つのポイント
信頼できる外壁塗装業者を見極めるためには、漠然と「よさそう」という印象に頼るのではなく、具体的な基準を持つことが大切です。業者の数が多ければ多いほど、迷いやすくなるものですが、基本的な選定ポイントを押さえておけば、選択に迷うことはありません。
ここでは、初心者でも安心して判断できる「5つのポイント」をご紹介します。どれもすぐに実践できる内容ばかりなので、業者選びの際はぜひチェックリストとして活用してください。
①見積もり内容が明確か
見積もりは、業者の誠実さと技術力を見極める重要な資料です。信頼できる業者は、作業内容を細かく記載し、使用する塗料の種類や数量、施工面積、工期などを明確に示してくれます。逆に、「外壁塗装一式○○万円」など、大まかな金額だけを提示する業者には注意が必要です。
見積もりの中で特にチェックすべきポイントは、「塗料のグレード」「下地処理の有無」「施工工程ごとの単価」「足場代の有無」などです。これらが細かく書かれていればいるほど、工事に対する透明性が高いといえます。
また、1社だけの見積もりでは、価格の妥当性を判断できません。同じ条件で最低3社から相見積もりを取り、内容を比較することが失敗しないための鉄則です。価格だけでなく、説明の丁寧さや質問への対応力も併せて確認することで、信頼できる業者かどうかを見極められます。
②口コミや評判をチェックする
実際にその業者を利用した人の声は、業者選びの強い判断材料になります。公式サイトに掲載されている事例だけでなく、第三者の口コミサイトやGoogleマップ、SNSなどを活用して、多方面から評判を確認しましょう。
信頼できる口コミには、「工事中の対応が丁寧だった」「見積もり時の説明がわかりやすかった」「アフターサービスが充実していた」といった、具体的な体験談が含まれています。反対に、「とにかく安くて最高!」「完璧でした!」など、内容が薄く過剰に褒めている投稿が多い場合は、やらせの可能性も疑ってみる必要があります。
また、否定的な口コミがあっても、その内容と業者の返信対応を見ることも大切です。誠実な業者であれば、批判的な意見にも真摯に向き合い、改善点を示していることが多く、そうした姿勢は信頼につながります。
口コミはあくまで参考情報ですが、複数のサイトや視点から比較することで、業者の実像に近づくことができます。
③保証内容とアフターケアの有無
外壁塗装は、施工が終わってからが本当のスタートです。どんなに丁寧に塗装しても、経年劣化や気候の影響で不具合が生じることは避けられません。だからこそ、保証制度やアフターケアがしっかり整っているかは、業者選びの中でも非常に重要なチェックポイントです。
信頼できる業者は、施工後の保証期間を明確に提示してくれます。たとえば、「塗膜保証10年」など、具体的な期間と内容が契約書に記載されているかを確認しましょう。また、不具合が出た場合の対応内容や、どこまでが保証の対象かも事前に説明してくれる業者であれば、安心して任せることができます。
さらに、定期点検やメンテナンスの案内など、施工後も継続してフォローしてくれる体制があるかも重要です。施工が終わった瞬間に連絡が取れなくなるような業者では、不安が残ります。
「もしものとき」に備えた保証とアフターケアこそが、業者の誠実さと責任感を象徴しています。
④地元密着型かどうか
外壁塗装の業者を選ぶ際、地元で長く営業している「地元密着型」の業者を選ぶことは、安心と信頼につながります。地域に根ざした業者は、評判がそのまま経営に直結するため、丁寧な対応や高品質な施工を心がけているケースが多いのが特徴です。
また、地元業者ならトラブル時にもすぐに駆けつけて対応してくれる機動力があります。大手業者や全国チェーンでは、対応までに時間がかかったり、担当者が頻繁に変わってしまうことも少なくありませんが、地域に根ざした業者であれば、継続的な関係性を築きやすい点も魅力です。
さらに、地域の気候や建物の傾向を熟知しているため、地元特有の環境に合った施工方法や塗料の選定など、的確な提案をしてくれることも期待できます。
ホームページに地元での施工実績やお客様の声が掲載されているか、近隣の評判がどうかなどを調べることで、信頼性を確認しましょう。
⑤資格・許可証を確認する
業者の信頼性を見極めるうえで、「資格や許可証を持っているかどうか」は非常に重要なポイントです。国家資格や公的な許可を持っている業者は、一定の知識・技術・経験を持っている証拠であり、無資格の業者と比べて安心感が違います。
特に確認すべきなのは、「建設業許可」に加え、「一級または二級塗装技能士」「施工管理技士」などの資格です。これらを取得している業者は、法令や施工基準に則った工事を行うことが求められ、トラブルのリスクも低くなります。
また、これらの資格や許可証を提示できない、あるいは提示を渋る業者には注意が必要です。資格や登録がある業者であれば、ホームページや営業資料に明記していることが一般的ですし、聞けばすぐに対応してくれるはずです。
「資格を持っていなくても大丈夫です」といった曖昧な説明をする業者は、専門性や責任感に欠ける可能性があります。しっかりとした知識と実績に裏付けられた資格の有無を確認することで、より信頼できる業者を選ぶことができるのです。
なぜ外壁塗装は「業者選び」が重要なのか?
外壁塗装は、見た目を美しく保つだけでなく、住まいの耐久性を守るためにも欠かせない工事です。しかし、その仕上がりや効果は、依頼する業者によって大きく左右されます。実際に、「安さだけで選んだ結果、施工不良が起きた」「保証がなく、トラブルに対応してもらえなかった」といった声は少なくありません。
業者選びは、塗装工事の満足度を大きく左右する“最初にして最大のポイント”です。この章では、業者選びがなぜこれほどまでに重要なのか、そしてどんなリスクがあるのかについて詳しく解説します。
よくある失敗例とその原因
外壁塗装の業者選びで失敗するケースは意外と多く、その多くは「業者に対する事前の確認不足」や「価格だけで判断した」ことが原因です。
たとえば、安さを最優先して選んだ業者に依頼した結果、施工から1年も経たないうちに塗装が剥がれてしまったというケースがあります。原因を調べてみると、下地処理が不十分なまま塗装を進めていたことが判明しました。外からは見えない部分だからこそ、施工の質が業者によって大きく異なるのです。
また、訪問販売で突然やってきた業者に言われるまま契約してしまい、相場よりも高額な費用を支払った上に、保証もなかったという被害もよく聞かれます。このようなトラブルは、業者の言葉をうのみにしてしまい、契約内容をしっかり確認しなかったことに起因します。
「知識がないから仕方ない」と思ってしまうかもしれませんが、ほんの少し注意を払えば回避できる失敗ばかりです。次の項目では、信頼できる業者に共通する特徴をご紹介します。
信頼できる業者の共通点
信頼できる外壁塗装業者には、いくつかの共通する特徴があります。これらのポイントを押さえておけば、安心して任せられる業者かどうかを見極める手がかりになります。
まず第一に、実績や施工事例をしっかり提示してくれることが挙げられます。これまでにどのような建物をどのように施工してきたのか、ビフォーアフターの写真などを交えて説明してくれる業者は、技術力に自信を持っている証拠です。
また、保証内容や契約書をきちんと明示するかどうかも重要なポイントです。信頼できる業者ほど、「塗装後●年間の保証付き」や「不具合があった場合の無償対応」など、明確な保証制度を整えています。契約前にこれらの内容がきちんと書面で説明されるかどうかを必ず確認しましょう。
さらに、こちらの質問に対して丁寧かつ誠実に答えてくれるかどうかも、業者の姿勢を見極める重要なポイントです。専門用語を使わずに分かりやすく説明してくれたり、無理に契約を急がせたりしない姿勢からは、その業者が「お客様目線」を持っているかどうかがわかります。
こうした共通点を持つ業者は、結果的にトラブルが少なく、満足度の高い施工につながりやすくなります。
悪徳業者の見分け方
外壁塗装業界では、残念ながら悪質な業者が存在するのも事実です。こうした業者に依頼してしまうと、高額な費用を請求されたり、施工不良による再工事が必要になったりと、大きな損失を被るリスクがあります。そこで、悪徳業者に共通する特徴を知っておくことで、事前にトラブルを回避することが可能です。
まず注意すべきは、「今すぐ契約すれば大幅割引」といった、異常なほど契約を急がせる業者です。これは心理的に焦らせることで冷静な判断を鈍らせる手口であり、非常に典型的な悪徳業者のパターンです。
また、詳細な見積もりを出さず、「一式いくら」など曖昧な表現しか使わない業者も要注意です。こうした業者は、工事が始まってから追加料金を請求するなど、不透明な請求をしてくるケースが少なくありません。見積書に作業内容や使用する塗料の種類、面積などが細かく記載されていない場合は、一度立ち止まって考えるべきです。
さらに、資格や許可証の提示を求めた際にごまかしたり、「必要ない」と主張する業者も信頼に値しません。建設業の許可や塗装関係の資格を持つ業者であれば、堂々と開示してくれるはずです。
不自然に良い口コミばかりが並ぶホームページや、連絡先が携帯電話のみという場合も、慎重に対応する必要があります。
まとめ~川崎市の外壁塗装・屋根塗装のことなら
本記事では、外壁塗装業者の正しい探し方について詳しくお伝えしました。
外壁塗装は、住まいの見た目だけでなく、機能性や耐久性にも大きな影響を与える大切な工事です。だからこそ、どの業者に依頼するかで満足度が大きく変わってきます。
「安さ」や「スピード」だけで選ぶのではなく、「見積もりの明確さ」「口コミや実績」「保証制度」など、複数の観点から丁寧に比較することが大切です。そして、業者とのコミュニケーションを大切にしながら、自分の希望や不安を正直に伝えることも、納得のいく仕上がりへとつながります。
あなたの大切な住まいを守るためにも、今回紹介した5つのポイントを活用して、後悔しない外壁塗装業者選びを始めてみてください。
「こんな相談しても嫌がられないかな?」
「まだやるか決めていないんだけれど…」
など、ご心配不要です。
「HPを見たのですが…」と、0120-711-056(年中無休7時〜19時)まで、お気軽にお電話下さい。
また、「相談したいけど対面は少し心配…。」といった方に向けて、LINEやzoomを使った外壁塗装の相談もお受けしております。
どうぞお気軽にご相談下さい。
「HPを見たのですが…」と、0120-711-056(年中無休8時〜19時)まで、お気軽にお電話下さい。
川崎市・横浜市を中心に神奈川県全域が施工エリアになります。お家の外壁塗装、屋根塗装は職人直営専門店の「池田塗装」にお任せください。
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この記事の著者について

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2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。(各図書館に置かれています)
「初心忘るべからず」という言葉を胸に、毎日お客さまの信頼を得られるよう頑張っています。 世の中には不誠実な業者も多く、リフォームで後悔する人が後を絶ちません。
一人でもそういう方がいなくなり、私たちが地元の皆さまに貢献できればと思っています。川崎市・横浜市にお住まいで、外壁塗装についてお悩みの方はお気軽にご相談下さい。(会社概要・本店について|青葉店はこちら)