外壁塗装の訪問販売におけるトラブル
*危険というワードで不安を煽る
近所で工事をしているという業者が訪問してきて無料点検してもらったところ、「早く塗り替えないと危険です」と言われ契約したが、高額だったためクーリング・オフしたいという相談があります。
この危険性のみを訴えて、不安にさせ、契約を結ばせてしまうという手口はよくある事例ですが、恐怖心にかられて契約してしまう方が多いのが事実です。
外壁は経年劣化するものですが、よほど目につくような大きな亀裂がない限り、昨日まで耐えていたものが急に倒壊するなんてことはありません。
危険性を訴えられた時でも、焦らずに、その根拠を聞き出すぐらいの余裕を持ちましょう。
*足場無料でお得だとアピールする
外壁塗装は、高い位置での作業が必要になるため必ず足場を設置しなければなりません。
「近所で工事をしているので、お宅の工事を次にさせてもらえれば足場代が無料で済みます」と言われて契約したものの、実はそのほかのところで水増しされており、安くはなかったという相談があります。
足場は、組立と解体作業も必要となり、いくら近くから運んでくるとは言っても、人件費や工期に大差はありません。
そのため、近くで工事しているからと言って足場代が無料になるというのは夢のような話で、そこにかかる費用は必ず何かしらの形で付いてきます。
今なら、という誘惑に負けることなくしっかりと検討してから決めることが大切です。
外壁塗装の訪問販売を断る方法
*きっぱりと断る
「考えておきます」や「今は主人が留守にしていて」「今忙しいので」「お金ないから」という断り方は、相手が付け入るすきを与えてしまいまかねません。
別日に訪問、すぐに終わるので、割引しますと言われてしまうとますます断りづらくなってしまいます。
そのため、きっぱりと「必要ありません」という意思を伝えることが重要です。
せっかく来てくれたしノルマもあって大変なのに、といった気遣いをする必要はありません。
買う気がない人に長々と話をただ聞いてもらうよりも、営業の人は買ってもらえる人にすぐ契約してほしいと思っています。
お互いが不利益を被ってしまうような曖昧な返事は避けることをお勧めします。
□まとめ
訪問販売をする業者が必ずしも悪徳業者だとは限りません。
しかし、地域に根ざし口コミで評判が広まったり、営業ノルマのための費用が発生しなかったりする場合は訪問販売の必要性がないのが事実です。
訪問販売の営業トークに乗せられることなく、話を聞いてしまった場合も必ず比較確認して、トラブルを防ぐことを心がけてみてはいかがでしょうか。
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