外壁塗装を行うときの4つの注意点
*徹底的に汚れを除去する
外壁は長期間、雨風にさらされているため汚れやコケ・カビなどが発生しています。
それらの汚れの除去をせずに、塗料を塗ってしまうと、外壁と塗料がうまく密着性せずに、早く剥離が発生してしまう原因となります。
業者の場合は、業務用の高圧洗浄機で汚れを落としますが、DIYの場合は家庭用高圧洗浄機やブラシと洗剤を組み合わせて、徹底的に汚れを落とす必要があります。
*養生は手を抜かない
綺麗な仕上がりのために欠かせないのが養生です。
万が一塗料がはねてしまった場合に汚れが付くのを防いだり、塗装する必要がない部分を保護したりする役割があります。
養生が不完全な状態で塗装作業をしてしまうと、塗料がついてはいけな場所が汚れるばかりか、養生がされていない部分を気にかけながらの作業になるため、効率が悪くなってしまいます。
業者は、ビニールやマスキングテープを用いますが、養生用の布テープなども市販されているため、うまく活用してみてはいかがでしょうか。
*下地処理は丁寧に行う
外壁は、長期間雨風や紫外線にさらされているため、表面的な劣化だけでなく、内部の劣化も進んでいることがあります。
特に、外壁にひび割れやシーリングの劣化が発生していたら、その部分を綺麗に補修する必要があります。
なぜなら、外壁塗装は外観を綺麗に保つというだけでなく、建物自体を防水するという機能も持っているからです。
溝やひび割れを塗装の前に綺麗に埋めて水が入らないようにしておくことで、塗料の効果も発揮されやすくなります。
*塗料の効果を最大限に発揮させる
いよいよ塗料を塗っていく手順では、塗料選びが鍵となります。
外壁塗装では、塗料に厚みを持たせるために下塗り・中塗り・上塗りという3度塗りが基本となります。
安さだけに目を奪われることなく、それぞれの塗る順番が持つ目的に適した塗料を選ぶ必要があります。
また、塗膜形成中に不純物が混入してしまうと機能性を最大限に発揮できなくなるため、塗料を塗ったら乾燥させる時間にも気を配らなければなりません。
まとめ
費用を抑えることができて、大切なマイホームへのさらなる愛情も育むことができる外壁塗装のDIY。
しかし、専門業者であっても何日間もかけて行うように大変な作業となります。
下調べ、下準備をしっかりと行なって、大切なマイホームを理想のものに仕上げてみてはいかがでしょうか。
この記事の著者について
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