外壁塗装の料金相場を徹底解説～塗料の種類別・坪数ごと・築年数ごとの費用相場

今回は外壁塗装の料金相場などについて、お話していきたいと思います。
弊社は川崎市・横浜市（青葉区）に店舗を構え神奈川県全域を商圏として、主に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・その他リフォーム工事を行っている会社になります。
出来る限り、一般の方にもわかりやすい様に詳しく書いていきますので、最後まで読んで頂ければ幸いです。

これ以外にも、疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-711-056（8：00～20：00）まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。

「外壁塗装したいけど、料金がよく分からない…」住宅のリフォームの中でも、値段が分かりにくい「外壁塗装」。それは、塗料にさまざまな種類があったり、外壁の大きさによって料金が異なったり、築年数が古くなるごとに相場に違いが生じるからです。
住宅の状態はそれぞれですから、外壁塗装の料金もそれぞれになるのです。
そこでここでは、塗料の種類別での料金相場や坪数での料金相場、築年数での料金相場など、状況に応じた費用相場をまとめてみました。

これから外壁塗装に取り組みたいと考えている方のお役に立てれば幸いです。

・塗料の種類別の耐久年数と費用相場

外壁塗装に活用する塗料の種類別の耐久年数と施工単価の目安をお伝えします。

さまざまな種類がありますが、それぞれに特徴が異なります。

・塗料の耐久年数と費用のバランスで塗料を選びましょう

ウレタン塗装は費用が安く済むメリットがありますが、耐久年数は低く、都度塗替えが必要となります。無機塗料では費用がもっとも高額になりますが、汚れがつきにくく、耐久性が高いために「当分はメンテナンスしたくない」というご家庭に好まれています。

そのため、費用と耐久年数のバランスで、塗料を選ぶといいでしょう。

・外壁塗装は三回塗りが基本

外壁塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」の三回塗りが基本となっています。
三回塗りをしておかないと、塗装後すぐに塗料がはがれるようなことがあるからです。
費用は三回塗りでの塗装で示されることが一般的ですが、一回塗りで提示してくる業者や、二回塗りを進めてくるような業者には注意が必要です。

どれだけ優れた効果のある塗料であっても、三回塗りが基本であるということを理解しておくようにしましょう。

・塗料以外に必要な諸費用について

外壁塗装には塗料の費用だけではありません。
塗装以外の工程として、「足場設置」「高圧洗浄」「下地調整」「養生」が必要となります。30坪の建物に対する価格の目安として、

• 足場設置：12万円～18万円
• 高圧洗浄：2万円～3万円
• 下地調整：8万円～12万円
• 養生：2万円～3万円

となっています。

・坪数ごとの塗料別の料金相場

実際の建物でどれくらいの費用になるのか、30坪と40坪の住宅の外壁塗装の費用の目安をお伝えします。

・塗装する外壁の面積の求め方

塗装する外壁の面積は、外壁すべての面積から、窓の部分などを差し引くことによって求めます。つぎの計算方法を用いて、塗装する外壁面積の概算を求めることができます。

坪数　×　3.3（1坪＝3.3㎡）　×　係数（1.2）　＝　外壁面積

係数（1.2）とは、窓など塗装しない部分を求めるために使われる数字で、係数の目安は1.1〜1.7であると言われますが、一般的には1.2を用いられることが多くなっています。坪数は、建物の延べ床面積ではなく、建物の床面積を足した延べ坪によって計算します。

例えば、「1階20坪、2階10坪」であれば30坪、「1階20坪、2階10坪、3階10坪」であれば40坪になります。実際に計算すると次のように求めることができます。

「1階20坪、2階10坪」の場合であれば、

30坪　×　3.3㎡　×　1.2　＝　118.8㎡

「1階20坪、2階10坪、3階10坪」であれば、

40坪　×　3.3㎡　×　1.2　＝　158.4㎡

が塗装する外壁面積の概算になります。
建物の構造などによって実際の数値は異なりますが、外壁塗装の費用を知るために必要な、大まかな面積を求める計算式として参考にするといいでしょう。

・築年数ごとの外壁塗装の料金相場

建物の築年数が10年を超えれば、一般的には外壁塗装の時期であると言われます。

・築年数ごとに料金目安が異なるのはなぜ？

塗料の種類などにもよりますが、建物が劣化を見せるのは10年を超えたあたりからです。
そのため、かなりの年数が経過してから外壁塗装を行う場合には、補修などの付帯工事が必要となってしまい、料金が割高となってしまうのです。

ただし、上記の年数はあくまで目安であり、海沿いや風雨の多い地域であれば、当然ながら劣化が進むスピードは早くなります。

もしも築年数が古い建物であったり、前回の外壁塗装から一定以上の年数が経過しているような場合であれば、塗装業者に相談してみることをおすすめします。

・外壁塗装が必要な劣化症状

• ひび割れ
• 色あせ
• チョーキング
• 塗膜の剥がれ
• カビや藻、苔の発生
• サビの発生

上記の症状がみられている場合には要注意です。どのような症状なのかお伝えしておきましょう。

■ひび割れ幅

1㎜以上であれば速やかな補修が必要であると考えられます。

一般的には0.3㎜以下のものは「ヘアークラック」と呼ばれており、定期的にチェックして様子を観察しておきましょう。

■色あせ

外壁での塗料は高い防水性を発揮しますが、色あせは防水能力が低下しているサインになります。

最悪の場合には、建物の内部に水が侵入してしまう可能性があるので注意が必要です。

紫外線や酸性雨などが色あせの原因になると言われています。

■チョーキング

「チョーキング」とは、紫外線や風雨、熱などによって劣化して発生する現象で、外壁にチョークの粉のようなものが付く症状のことを言います。

外壁の塗料は自然の影響によって劣化し、白や淡い色の塗料でチョーキングが起こりやすいと言われています。

■塗膜の剥がれ

塗膜の剥がれは、3年以内に生じたのであれば下地処理の不足などの施工不良、それ以上で生じたのであれば経年劣化によるものです。ただし耐久年数が短い塗料であれば、環境の状況によっては早く剥がれてくることもあります。

■カビや藻、苔の発生

カビや藻、苔は、湿気の多いジメジメした場所に発生することが多く、カビは日光があたらない場所、藻や苔は日光があたる場所に発生します。外壁の劣化が早くなってしまい、健康被害の可能性もあることから、早めに外壁塗装を行うことをおすすめします。

■サビの発生

サビには「赤サビ」「白サビ」があり、金属製の手すりなどで発生したサビが外壁に付着してしまうことや、金属製の外壁の劣化が進行することによって生じます。時間の経過と共に広がっていく可能性がありますから、早めに対処することが大切です。

・まとめ

外壁塗装の費用相場について、塗料別、坪数別、築年数別でまとめてご紹介しました。
外壁塗装に取り組む際の参考にしていただければ幸いです。
外壁塗装は、見積りをいくつかの塗装会社に依頼しても、それぞれに一致することはありませんので、相場が分かりにくい特徴があります。

それだけに優良な業者を選ぶことが、とても大切であることは間違いありません。
地元に密着し、実績豊富な塗装業者を選ぶといいでしょう。

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この記事の著者について

池田塗装

• 2021年6月18日外壁塗装の料金相場を徹底解説～塗料の種類別・坪数ごと・築年数ごとの費用相場