外壁塗装とは
外壁塗装は、外壁を綺麗に戻すだけでなく、雨風や太陽光などからのダメージを防ぐといった、本来持つ外壁の機能を強化します。
例えば、木材やサイディングボードなど水に弱い材質に防水塗装すると、濡れて損傷するのを防いでくれるのです。
外壁塗装の工法には以下の種類があります。
- 吹き付け工法
- ローラー工法
- コテ工法
- 刷毛塗り工法
主な工法はこの4つで塗料や塗り方によっても、仕上がりの質感はとても変わります。
今回はローラー工法の特徴を見ていきます!
ローラー工法の特徴
ローラーのサイズが決まっているため、細かな塗装をするのは苦手です。
しかしそれ以外にあまり欠点がなく、一般的にどの壁にも使用できるので、他の道具より優れています。
このことから、現在最も現場で使用されている工法になります。
ローラーの種類
ローラーの大きさは変えられないため、塗装が難しい壁はサイズを変えるか、種類を変えて対応します。
*羊毛ローラー
本物の羊の毛を使っているのではなく、見た目が似ていることからこの名前がついています。
塗装の約8割がこのローラーで行われています。
主に外壁や屋根などの全体を塗り、細かい作業になる破風板(はふいた)や雨樋(あまどい)などの部分は刷毛ですることが一般的です。
*砂骨ローラー
これにはローラー面に多くの穴が開いていて、塗料を多く含ませることが出来ます。
そのため一度に多くの塗料を塗ることができ、作業効率が良いローラーです。
主に壁を厚く塗りたい時や、粘度が高い塗料の時に使われます。
その分、細かい柄や模様の塗装には使いにくくなっています。
ローラー工法のメリット
ローラーを使う大きなメリットは、以下の3点です。
- 塗料が飛び散りにくい
- 施工者の技術によるところが比較的少ない
- 厚く塗りやすい
中でも、塗料が飛びにくいことが一番のメリットではないでしょうか?
塗料が飛び散ると、他の外壁が汚れる可能性があります。
また、飛び散った塗料が原因でのトラブルを防げますし、塗料を浪費しない分、代金が安くなります。
塗装時に騒音が出ないことも、トラブルになりにくい要因になっています。
また他の工法よりも塗りやすい方法なので、塗装にムラが少ないのもメリットに挙げられます。
知っておきたいローラー工法の注意点
メリットの多いローラー工法ですが、以下の点には注意しましょう。
- 細かい部分の塗装ができない
- 吹き付けより時間がかかる
上の特徴でも説明した通り、ローラーのサイズ自体は変えられないため、細かい箇所を塗装するのは難しいです。
また、吹き付けという工法よりかは時間がかかります。
まとめ
今回は外装塗装のローラー塗装の特徴についてご紹介しました。
様々な工法がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあることがお分かり頂けたのではないでしょうか?
そのため自分が最も重視する部分が何かを決めてから依頼すると満足いく塗装ができるはずです。
この記事の著者について
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