こんにちは!池田塗装の池田です。
今日は、「屋根からの雨漏りは材質や形状による?種類や特徴について解説!」というテーマについて、外壁・屋根塗装のプロの視点から徹底的に解説していきます。
梅雨の時期や台風シーズン、あるいは連日のように激しい雨が続くと、「我が家の屋根は雨漏りに対して本当に大丈夫なのだろうか」と不安になる方は決して少なくありません。実は、屋根からの雨漏りリスクは、どのような形状をしていて、どのような材質の屋根材が使われているかによって、驚くほど大きな差が生まれます。
新築から10年が経過して初めての屋根塗装を検討している方や、すでに雨漏りの兆候を感じて屋根修繕を考えている方のために、住まいの資産価値を守るための正しい知識をお届けします。「塗装をすればどんな屋根でも100%安心」というわけではないからこそ、ご自宅の屋根が持つ固有の特徴とリスクを正しく把握し、最適なメンテナンスプランを選べるようになりましょう。
【この記事でわかること】
- 雨漏りリスクが圧倒的に高くなってしまう「屋根の形状」とその理由
- 屋根材(材質)ごとの特徴と、プロが最も警戒する雨漏りしやすい素材
- 池田塗装が実践する、雨漏りを未然に防ぐためのプロフェッショナルな施工技術とメンテナンス対策
目次
屋根の「形状」による雨漏りリスクの違い!複雑な形や緩い勾配に潜む罠

「最近はゲリラ豪雨や長雨が多いですが、やっぱり屋根の形によって雨漏りしやすい、しにくいといった違いはあるのでしょうか?」
「はい、大いにあります。屋根の形状はデザイン性だけでなく、雨水の受け流し方に直結しているため、形状が複雑になればなるほど、また屋根の傾斜が緩くなればなるほど、雨漏りのリスクは飛躍的に高まってしまうのです。」
【このパートでわかること】
- 寄棟、切妻、片流れ、多面体、陸屋根といった代表的な屋根形状の特徴
- 雨漏りリスクが最も高くなる「多面体(複雑な形状)」と「陸屋根」の危険性
- 屋根の「勾配(傾斜)」が雨水の排水性能と雨漏りに与える決定的な影響
代表的な屋根形状の特徴と構造取組によるメリット・デメリット
日本の住宅において広く採用されている屋根の形状には、いくつかの代表的なパターンが存在します。
まず、最も一般的とも言えるのが「寄棟(よせむね)」です。これは屋根の最頂部から4つの方向に傾斜面が広がっている形状を指します。4方から建物全体を覆うように守るため、風圧に対して非常に強く、雨水も4つの面へ均等に分散して流れるという構造的なメリットを持っています。しかし、4つの面が合わさる部分には「隅棟(すみむね)」と呼ばれる接合部が4本生まれるため、経年劣化によってこの接合部の建材や防水シートが傷むと、そこが雨漏りの侵入経路になるという弱点も併せ持っています。
次に多いのが「切妻(きりづま)」と呼ばれる形状です。これは本を伏せたようなシンプルな2面構成の屋根で、最頂部の1本の棟から左右に雨水が流れていきます。構造が非常にシンプルであるため、施工不良が起きにくく、接合部が少ないことから雨漏りリスク自体は比較的低い形状と言えます。ただし、屋根が途切れる妻側(壁面が三角形になっている側)の壁は雨風に晒されやすいため、屋根そのものよりも、屋根と壁の接合部(ケラバ周辺)のシーリング防水などが劣化すると、壁伝いに雨水が侵入するリスクが高まります。
近年、スタイリッシュなデザイナーズ住宅や片側に太陽光パネルを多く設置したい住宅で急増しているのが「片流れ(かたながれ)」です。これは1つの大きな傾斜面だけで構成された屋根です。一見すると構造が単純で雨漏りしにくそうに見えますが、実は近年の雨漏り事故調査において、片流れ屋根は非常に高い発生率を記録しています。なぜなら、屋根の最上部にあたる壁との接合部に雨風が激しく吹き付けた際、雨水が重力に逆らって隙間から上部へと吸い上げられる「毛細管現象」や、風圧による押し込みによって、壁の中に雨水が回り込みやすいという致命的な構造的弱点があるからです。
プロが最も警戒する「多面体(複雑な形状)」と「陸屋根」の雨漏りメカニズム
私たちが現場の点検において、最も雨漏りリスクが高いとして警戒のギアを上げるのが「多面体(ためんたい)」と呼ばれる複雑な形状の屋根と、「陸屋根(ろくやね・りくやね)」と呼ばれるフラットな屋根です。
多面体屋根とは、建物の間取りがL字型や凹凸のある複雑な形状をしていることに伴い、屋根の面が5面、6面、あるいはそれ以上に細かく分かれているものを指します。屋根の面が複雑に交差する場所には、必ず「谷(たに)」と呼ばれる、異なる面からの雨水が集中して流れ落ちる溝(谷樋)が生まれます。この谷部分は、豪雨の際にはまるで川のようになって大量の雨水を受け止めるため、少しでもゴミや枯葉が詰まったり、金属製の谷鉄板が経年劣化でサビて穴が開いたりすると、一瞬にして大量の雨水が建物内部へと溢れ出してしまいます。また、面が交差する数だけ防水の処理を施すべき「接合部」が増えるため、新築時の施工品質やその後のメンテナンスの完成度によって、雨漏りリスクがどこよりも高くなってしまうのです。
一方の「陸屋根」は、ビルやマンションの屋上、あるいはキューブ型のモダンな一戸建てに見られる、傾斜がほとんどなく平らな状態の屋根です。「うちの家は平らだから屋根ではなく屋上だ」と思われる方も多いですが、建築の世界ではこれも立派な屋根の一種であり、雨漏り危険度はトップクラスです。陸屋根は、後述する「防水層」の表面だけで雨水を堰き止めているため、雨が降るとその場に水が溜まりやすく、わずかなひび割れや排水口(ドレン)の詰まりがあるだけで、ダイレクトに真下の部屋へ雨漏りを引き起こします。一般的な三角屋根のように「傾斜によって雨水を自然に下へと転がし落とす」という物理的なアドバンテージを一切持たないため、100%防水層の健全性に依存している点が、陸屋根の恐ろしさなのです。
屋根の「勾配(傾斜)」が雨漏りリスクを決定づける物理的な理由
屋根の形状を語る上で、切っても切り離せないのが「勾配(こうばい)」、つまり屋根の傾斜角度です。屋根の勾配は、雨水をどれだけスムーズに、そして素早く建物の外へと排出できるかを決定づける最も重要な要素です。
一般的に、屋根の勾配が急であればあるほど、雨水は重力に従って勢いよく流れ落ちていくため、屋根材の表面や隙間に水が滞留する時間は極めて短くなります。結果として、屋根材の継ぎ目から水が逆流するようなリスクは最小限に抑えられます。
しかし、デザイン上の制約や、北側斜線制限などの建築基準法による高さ制限をクリアするために、あえて屋根の勾配を緩く(平らに近く)設計している住宅が数多く存在します。勾配が緩くなればなるほど、雨水が流れるスピードは格段に遅くなり、風が吹けば雨水は簡単に屋根の上で逆流を始めます。
特に、屋根材同士が重なり合っている数ミリの隙間に雨水が長時間溜まり続けると、そこから毛細管現象によって雨水が吸い上げられ、屋根材の下に敷かれているルーフィング(防水シート)へと容赦なく襲いかかります。ルーフィングが新品のうちはこれらを防いでくれますが、築10年を過ぎてシートが硬化し、タッカー(ホッチキスのような留め具)の穴などが緩んでくると、一気に木造の下地(野地板)へと水が染み込み、天井の雨漏りへと発展してしまうのです。傾斜が緩い屋根は、それだけで雨漏りに対して圧倒的に不利な条件を背負っていることを忘れてはなりません。
屋根の「材質(素材)」で変わる危険度!知っておくべき屋根材の特徴と経年劣化

「形だけでなく、屋根に使われている素材によっても雨漏りのしやすさは違うのですか?」
「その通りです。現在、日本の住宅ではスレート、瓦、金属など様々な材質が使われていますが、それぞれの素材特有の劣化症状があり、中にはプロの私たちが最も雨漏りしやすいと断言する非常に危険な素材も存在します。」
【このパートでわかること】
- スレート(カラーベスト)、日本瓦、セメント瓦、各種金属屋根(ガルバリウム等)の材質的特徴
- 素材ごとに発生する特有の劣化現象(ひび割れ、サビ、防水性の喪失)と雨漏りへの連鎖
- 勾配や材質を無視した間違った塗装メンテナンスが引き起こす、人工的な雨漏りの恐怖
住宅に採用される主な屋根材の特性とメリット・デメリット
現代の住宅塗装現場において、私たちが最も頻繁に遭遇する屋根材が「スレート」です。「カラーベスト」や「コロニアル」という商品名でも広く知られており、セメントと繊維質を混ぜ合わせて薄い板状に成形した材質です。軽量で耐震性に優れ、コストパフォーマンスも高いため、建売住宅をはじめとする多くの木造住宅に採用されています。しかし、素材自体には一切の防水性がなく、工場出荷時に施された表面の薄い塗装膜だけで雨水を弾いているため、紫外線によって塗装が劣化すると、雨水を吸い込んで吸水と乾燥を繰り返し、次第に反り上がったり、もろくなってひび割れたりするというデメリットを持っています。
一方で、古くから日本の街並みを支えてきたのが「粘土瓦(和瓦・洋瓦)」です。これは粘土を高温で焼き固めたもので、瓦そのものは半永久的な寿命を誇り、塗装によるメンテナンスの必要がありません。非常に頑丈で雨漏りにも強いイメージがありますが、瓦自体の重量が重いため建物に負担がかかる点と、瓦と瓦の隙間を埋めている「漆喰(しっくい)」が経年で崩れたり、地震の揺れで瓦自体がズレたり割れたりすると、その隙間から雨水がダイレクトに侵入するという弱点があります。また、同じ瓦の仲間でも「セメント瓦」や「モニエル瓦」はセメントを主成分としているため、スレート同様に定期的な塗装による防水性の保護が絶対に欠かせません。
近年、金属系屋根材として圧倒的なシェアを誇っているのが「ガルバリウム鋼板」です。これはアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板のことで、従来の「トタン屋根」に比べて遥かにサビにくく、非常に軽量なため、耐震性を高めるためのリフォーム(カバー工法)の主役となっています。非常に優秀な材質ですが、完全に金属製であるため、もらいサビや塩害、あるいは施工時に付いた傷からサビが進行して穴が開くと、一気に雨漏りにつながるため、決して万能でメンテナンスフリーというわけではありません。また、工場や倉庫、一部の住宅の緩勾配屋根に使われる「折半(せっぱん)屋根」は、金属板を大きく波型に折り曲げたもので、強度は高いですがボルトの固定部分からサビやすく、雨漏りの火種になりやすい特徴を持っています。
素材別の劣化サインと雨漏りに直結する危険な症状
屋根材は日々、過酷な太陽光と雨風に晒されているため、時間の経過とともに必ず劣化のシグナルを発信します。そのサインを見落とすと、気づいた時には天井にシミができるほどの深刻な雨漏りへと発展してしまいます。
スレート屋根における最初の劣化サインは「色あせ」と「変色」です。探求すれば表面の塗膜(防水性のバリア)が完全に寿命を迎えた証拠です。この段階を放置すると、屋根材が水分を含んで湿った状態が続くため、「コケや藻、カビ」が大発生します。コケが発生すると、屋根の表面に常に水分が保持されることになるため、スレートの脆化(もろくなること)が急激に進み、最終的には強風や人が乗っただけの衝撃で「ひび割れ」や「欠落」を引き起こします。割れた隙間から雨水が容赦なく侵入し、下地を腐らせる原因となります。
金属系屋根(トタンやガルバリウム)における最大の天敵は「サビ」です。初期段階の白い粉を吹くような白サビから始まり、これを放置すると鉄そのものが酸化して茶褐色の「赤サビ」へと変色します。赤サビは金属の組織をボロボロに破壊しながら奥深くへと進行するため、最終的には爪で押しただけでも崩れるような「ピンホール(針穴)」や「大穴」を開けてしまいます。金属屋根は1枚の板が長いため、穴が開くとその下にある防水シートへとダイレクトに水が回り、一発で雨漏りを引き起こすため、サビの発生は非常に危険なシグナルなのです。
さらに、陸屋根などの「防水層」においては、「ひび割れ」や「エントラップメント(防水シートの膨れ)」が命取りになります。ウレタン防水やFRP防水の表面に走るひび割れは、髪の毛ほどの細さであっても、そこから水が侵入して建物のコンクリートや木材を確実に蝕みます。シート防水がポコポコと膨れている現象は、防水層の下に水分が入り込み、それが太陽熱で温められて水蒸気となり、シートを押し上げている証拠です。この膨れが破裂すると、そこはもはや雨水の「受け口」となり、建物の寿命を一気に縮める最悪の雨漏り原因となります。
素材の構造を無視した間違った塗装が引き起こす「人工的雨漏り」の恐怖
ここで、外壁・屋根塗装のプロとして、絶対に皆様に知っておいていただきたい衝撃的な事実をお伝えします。それは、お家を守るために高いお金を払って行ったはずの「屋根塗装」が原因で、逆に凄まじい雨漏りを引き起こしてしまうという「人工的雨漏り」の事例が、業界内で後を絶たないという事実です。
特にその被害が集中するのが、スレート(カラーベスト)屋根に対する間違った塗装工法です。スレート屋根は、何枚もの薄い板を上下に少しずつ重ね合わせるようにして敷き詰められています。一見するとピッチリと隙間なく塞がっている方が雨が入らなくて良いように思えますが、実はこの構造は「入ってしまった雨水を外に逃がすための数ミリの隙間」があらかじめ計算されて作られているのです。強風を伴う雨の際、スレートの重なり目からわずかな雨水が侵入することは構造上避けられません。しかし、適切な勾配があれば、侵入した水はスレートの裏側を伝って、下部の隙間から自然と外へと排出される仕組みになっています。
ところが、知識や技術のない下請け業者や、売上至上主義の未熟な業者が、この構造を理解せずにただベタベタと厚塗りでペンキを塗ってしまうと、本来雨水を排出するはずだったスレート同士の重なり目の隙間を、乾燥した強固な塗膜で完全に「目詰まり」させてしまいます。隙間を塞がれた屋根は、次に雨が降った際、入ってきた雨水を外に排出することができなくなり、スレートの裏側で水がプールのように溜まり続けます。逃げ場のなくなった大量の水は、重力と毛細管現象によって今度は上部へと逆流を始め、下地のルーフィング(防水シート)を長時間水浸しにします。防水シートが数日間にわたって水に浸かり続けると、シートを留めているタッカーの穴から水がじんわりと染み込み、結果として「塗装をした直後の最初の長雨で、家じゅうの天井から雨漏りが始まった」という最悪の悲劇を招くのです。これは建物の寿命を一瞬で縮める人災であり、材質の特性を熟知した本物の職人でなければ防ぐことができない、塗装業界の闇とも言える危険な現象です。
池田塗装が実践する雨漏り絶対防御!プロによる正しい原因究明とメンテナンス対策

「間違った塗装で雨漏りが起きるなんて本当に恐ろしいですね……。そのようなトラブルを防ぎ、雨漏りを未然にシャットアウトするために、どのような特別な対策を行っているのですか?」
「私たちは、屋根それぞれの形状や材質の違いを完璧に見極め、塗装前の下地処理から、雨水を逃がすための特殊な器具の設置、さらには塗装では直せない場合の根本的な修繕まで、自社職人のプライドをかけて徹底的なこだわりを持って施工しています。」
【このパートでわかること】
- スレート屋根の雨漏りを完全に防ぐための必須技術「縁切り」と「タスペーサー」の重要性
- プロが最も雨漏りリスクを警戒するスレート材「アーバニー」の特殊性と、池田塗装の対応力
- 折半屋根のボルト対策から、カバー工法・葺き替えといった塗装の枠を超えた最適な提案力
スレート屋根の命を繋ぐ「縁切り」と「タスペーサー」にかける職人の執念
先ほどお伝えした、塗装によって屋根の隙間が塞がれて起きる「人工的雨漏り」を完全に防ぐために、池田塗装が全ての施工において徹底しているのが「縁切り(えんぎり)」と呼ばれる、屋根材の隙間を意図的に確保する極めて重要な作業です。
従来の手法では、屋根塗装が完全に乾燥した後に、職人がカッターナイフや「エスパッター」と呼ばれる工具をスレートの隙間に力づくで差し込み、固まったペンキの膜を1箇所ずつパリパリと切り離していく方法が取られていました。しかし、この従来の方法には大きな問題がありました。せっかく綺麗に塗り上げたばかりの屋根材を工具で傷つけてしまい、その傷から新たな劣化が始まってしまったり、夏場などの気温が高い時期には、一度カッターで切ったペンキが太陽熱で再びドロドロに溶けて、数日後にはまたくっついて元に戻ってしまう(再密着)という欠点があったのです。
そこで池田塗装では、塗装の作業に入る前の段階で、「タスペーサー」と呼ばれるポリカーボネート製の特殊な小型のクサビ型の器具を、スレートの重なり目左右に規則正しく挿入する工法を採用しています。このタスペーサーをあらかじめ挟み込んでおくことで、上からどれだけしっかりと手塗りで高品質な塗料を塗り重ねても、スレート同士の間に「雨水を逃がし、空気を流通させるための約数百ミクロンの適切な隙間」が物理的に強制確保されます。
タスペーサーの挿入は、屋根1棟あたり数百個から数千個に及びます。これを中腰の過酷な姿勢で、1枚1枚の屋根材の状態(反り具合や割れやすさ)を確認しながら、最適な深さで手作業で挿入していく作業は、非常に地味で手間の生じる仕事です。下請け業者であれば「見えないから適当に抜いてしまおう」「数箇所だけ入れて終わりにしよう」と手抜きをされやすいポイントですが、池田塗装の職人たちは、この1個の器具の有無がお客様の大切な我が家の命運を分けることを深く理解しています。だからこそ、一切の妥協を許さず、すべてのスレート屋根に対して完璧なタスペーサー挿入と縁切りを実践し、雨漏りリスクを根絶しているのです。
プロの技術が試される!最難関の危険屋根材「アーバニー」へのアプローチ
屋根材の材質を解説する中で登場した、コロニアル(スレート)の一種である「アーバニー」という素材は、私たち外壁塗装のプロの間では「最もメンテナンスの難易度が高く、雨漏りを起こしやすい超危険な屋根材」として有名です。
アーバニーは、通常の平らなスレートとは異なり、小さな四角いスレート板が何重にも、それこそ何層にも複雑に重なり合って構成されている非常にデザイン性の高いオシャレな屋根材です。新築時にはその立体的な美しさが際立ちますが、塗装メンテナンスの段階を迎えると、その特殊な形状が牙を剥きます。
最大の問題は、その構造があまりにも複雑に重なり合っているため、先ほどご紹介した雨漏り防止の切り札である「タスペーサー」が、形状的に一切差し込むことができないという点です。タスペーサーが使えないということは、普通に塗装を施せば、通常の平らなスレートの何倍もの猛烈な勢いで、細かな隙間という隙間がすべてペンキでカチカチに埋まってしまうことを意味します。ただでさえ何層にも重なって水が溜まりやすい構造なのに、排出口をペンキで完全に塞がれてしまえば、雨が降った瞬間に内部で凄まじい水の逆流が発生し、ほぼ確実に致命的な雨漏りを引き起こします。
この「アーバニー」に対して、正しい知識のない業者であれば、何も知らずに普通に塗装をして家を壊してしまうか、あるいは「この屋根は塗装ができないから、数百万円かけて全面リフォームするしかありません」と、お客様の予算を無視した高額な提案を突きつけてきます。
しかし、池田塗装は違います。私たちはアーバニーの構造を完璧に知り尽くしています。タスペーサーが使えないのであれば、塗装が完全に乾燥した後に、職人が丸1日から数日間という途方もない時間をかけて、すべての重なり目を手作業で「手動での完全縁切り」を行います。
カッターや専用工具を使い、指先が痺れるような感覚の中で、数千箇所に及ぶアーバニーの複雑な層を一つひとつ丁寧に切り離し、水の通り道を力技と執念で作り上げていくのです。この作業は、2人〜3人の熟練職人が丸一日つきっきりにならなければ終わらないほど大変なものですが、私たちは追加の莫大な人件費をお客様に転嫁することなく、プロとしての責任を果たすためにやり遂げます。塗装で直せるものは、最高峰の技術をもって塗装で直す。これが池田塗装の誇りです。
ボルトキャップからカバー工法・葺き替えまで!建物の寿命を最大化する最適な提案力
池田塗装の雨漏り対策は、スレート屋根の塗装だけに留まりません。それぞれの材質が持つ固有の弱点を徹底的に潰していくために、あらゆる選択肢を用意しています。
例えば、金属製の「折半(せっぱん)屋根」の施工において、最も雨漏りの原因となりやすいのが、屋根材を固定している無数の「ボルト(剣先ボルト)」の周りです。ボルトは常に外気に晒され、雨水が溜まりやすいため、どんなに屋根全体を綺麗に塗装しても、ボルトの根元からサビが進行して、そこから下地に穴が開いて雨漏りが始まってしまいます。
そこで池田塗装では、折半屋根の塗装を行う際、ただサビ止めを塗るだけでなく、全てのボルトの頭に対して「ボルトキャップ」と呼ばれる樹脂製の専用保護カバーを、一つひとつ丁寧に被せて固定する作業を標準化しています。キャップの内部には防錆シーリング材を充填し、水と酸素を完全に遮断することで、ボルト周りからの雨漏り発生確率を事実上ゼロにまで抑え込んでいます。
そして、私たちの最大の強みは、「何が何でも塗装だけで無理に終わらせようとしない」という、お客様に対する絶対的な誠実さにあります。屋根の状態をルーペや高精度な診断で精査した結果、すでに下地の野地板が腐食してフカフカになってしまっている場合や、前述した「アーバニー」などの危険屋根材があまりにも激しくひび割れて寿命を迎えている場合、どれほど高級な塗料を塗っても、雨漏りを止めることは絶対に不可能です。そんな時、目先の利益のために「塗装すれば直りますよ」と嘘をつくことは、私たちのプライドが絶対に許しません。
塗装での修繕が不可能なほど末期の状態であるならば、私たちは「品質は大手の2倍、費用はそのまま」の精神を遺憾なく発揮し、既存の屋根の上に超軽量なガルバリウム鋼板を丸ごと被せる「カバー工法(重ね葺き)」や、古い屋根材をすべて撤去して最新の耐震・防水屋根へと生まれ変わらせる「吹き替え(葺き替え)工事」を、自社の熟練職人による責任施工でご提案します。大規模修繕専門店としての23年間のノウハウがあるからこそ、建物の構造を根本から見抜き、本当に必要な工事費用だけで、お家を今後数十年にわたって雨漏りから守り抜く最高のプランをご案内できるのです。
まとめ~川崎・横浜で20年。池田塗装が自社職人の当事者意識で守る住まいの安心
私たち池田塗装は、神奈川県川崎市・横浜市の地元に20年以上密着し、これまで4,000件を超える豊富な実績を持っている大規模修繕専門店です。
池田塗装では、すべてのお客様の建物の施工を、経験と技術を持った専門の職人が責任をもって行います。お客様に対して誠実であることを大切にし、質の高い仕上がりと安心をご提供するために、全ての作業を熟練の自社職人が手がけています。23年間のノウハウで大規模施設の課題を解決。専門職人が問題解決を。下請け職人にはできない当事者意識を持った担当職人が、会社全体で共有しているノウハウを活かして問題解決と施工を行います。経験を活かした提案と丁寧な施工で、最適なプランをご案内します。
余計な経費や中間マージンをできる限り削減し、本当に必要な工事費用だけで施工しています。『品質は大手の2倍、費用はそのまま』を目指し、無駄を省いた価格で高品質なサービスをお届けします。ご自宅の屋根の形状や材質が雨漏りに対して安全なのかどうか、少しでも不安を感じられた方は、どうか一人で悩まずに、まずは一度、池田塗装のプロの診断を受けてみてください。お客様に寄り添い、本当に必要な工事だけを誠実にご案内することをお約束いたします。あなたの大切な我が家を、私たち自社職人の手で、次の20年も雨漏り知らずの安心な住まいへと守り抜いてみせます。
「こんな相談しても嫌がられないかな?」
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など、ご心配不要です。
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この記事の著者について

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2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。(各図書館に置かれています)
「初心忘るべからず」という言葉を胸に、毎日お客さまの信頼を得られるよう頑張っています。 世の中には不誠実な業者も多く、リフォームで後悔する人が後を絶ちません。
一人でもそういう方がいなくなり、私たちが地元の皆さまに貢献できればと思っています。川崎市・横浜市にお住まいで、外壁塗装についてお悩みの方はお気軽にご相談下さい。(会社概要・本店について|青葉店はこちら)














































































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