
「お気に入りのレンガ調サイディング、塗り替えたら一色でベタッと潰れちゃうのかな?」
「まだ綺麗だけど、ご近所さんが塗装を始めたし、うちもそろそろやった方がいい?」
「透明な塗料があるって聞いたけど、横浜の海風にも本当に耐えられるの?」とお悩みではありませんか。
ご家族でたくさん悩んで選んだ外壁の模様。それが塗り替えによって、プレハブ小屋のように単色で塗りつぶされてしまうとしたら、あまりにも悲しすぎますよね。
実のところ、新築時の美しいデザインをそのまま透明なバリアで包み込む「クリヤー塗装」という魔法のような技術が存在します。先日も、横浜市青葉区のお客様がUVプロテクトクリヤーでツヤツヤに仕上がった我が家を見上げ、「まるで家を建てたあの日に戻ったみたい!」と顔をほころばせておられました。
とはいえ、このクリヤー塗装には「築10年未満」という非常にシビアなタイムリミットがあるのをご存知でしょうか。タイミングを逃せば、二度と元の柄は取り戻せません。
本記事では、気象庁のデータも交えながら紫外線から家を守るUVプロテクトクリヤーの真実と、透明だからこそ一切の誤魔化しが利かない職人の過酷な手仕事を徹底的に語ります。お気に入りの外観を未来へ残すために、ぜひゆっくりと読み進めてみてください。
【この記事でわかること】
- UVプロテクトクリヤーが紫外線を弾き返す仕組み
- クリヤー塗装が「築10年未満」でしか塗れないシビアな理由
- チョーキング現象(白い粉)と透明塗料の最悪な相性
- 透明だからこそ誤魔化せない、職人の下地処理とシーリング技術
【あわせて読みたい:ご自宅の壁は「塗装できない外壁」ではありませんか?】
クリヤー塗装をご検討の前に、そもそもご自宅の外壁が「通常の塗料を弾いてしまう特殊な素材(難付着サイディング)」ではないかを見極める必要があります。2000年以降の住宅に多いこの外壁材の見分け方と、知らずに塗って剥がれてしまうトラブルを防ぐためのポイントを解説していますので、こちらも必ずご確認ください。
▶【横浜市】そのまま塗ると数年で剥がれる?塗装できない難付着サイディングに要注意!
目次
サイディングの柄を残したい!UVプロテクトクリヤーとは?

ふと街を歩いていると、何年経っても新築のようにピカピカなままの家を見かけることがありませんか。その秘密の多くは、外壁を透明なヴェールで包み込むクリヤー塗装にあります。
【このパートでわかること】
- 透明な樹脂で外壁を包み込む「クリヤー塗装」の基本
- 気象庁のデータから見る、紫外線ダメージの恐ろしさ
- 汚れを雨で洗い流す親水性と、カビを抑え込む防汚機能
新築の美しさをそのままに保つクリアな塗装
一般的な外壁塗装では、劣化した壁を保護するために「色付きのペンキ(顔料)」を塗ります。しかし、これではレンガ調や木目調といった複数の色が使われたサイディングの立体感は、完全に失われてしまう。
そこで登場するのが、色を付けずに透明な樹脂だけで外壁をコーティングする「UVプロテクトクリヤー」です。この塗料には、シリコン樹脂タイプとフッ素樹脂タイプの2種類があり、緻密で強力に結合した分子構造を持っています。簡単に言えば、お気に入りの絵画を高級なガラスの額縁に入れて飾るようなもの。いまの外壁の柄を一切邪魔することなく、美しいツヤだけをプラスしてくれるのです。
日焼け止めのように紫外線を弾き返す仕組み
さて、建物をボロボロにする一番の敵はなんだと思われますか。雨でしょうか。風でしょうか。いいえ、最も恐ろしいのは太陽から降り注ぐ「紫外線」である。気象庁の長年の観測データによると、オゾン層の変動なども絡み、日本における紫外線量は長期的に増加傾向にあります。(参考:気象庁「紫外線の経年変化」)
特に横浜市のような日当たりの良い丘陵地では、外壁は毎日ジリジリと強烈な紫外線に焼かれています。UVプロテクトクリヤーの中には、強力な「紫外線吸収剤」がたっぷりと含まれており、これが日焼け止めクリームのように紫外線を吸収・分散してくれます。この働きによって、色褪せの原因となる塗膜の破壊を長期間にわたって食い止めることができるのです。
汚れやカビを雨で洗い流す超低汚染性の秘密
さらに、この塗料には驚くべき「超低汚染性」が備わっています。
塗膜の表面が水になじみやすい性質(親水性)を持っているため、排気ガスや土埃などの汚れが壁にくっついても、雨が降るたびに水が汚れの下に入り込み、ツルッと洗い流してくれるのです。また、防カビ・防藻性も非常に高く、湿気がこもりやすい北側の壁でも、嫌な緑色の藻や黒カビの発生を強力に抑え込みます。
だからこそ、クリヤー塗装を施した家は、いつまで経っても洗いたてのようにお風呂上がりのような清潔感を保ち続けることができるわけです。
タイムリミットは「築10年未満」?知られざるシビアな現実
「そんなに良い塗料なら、うちもぜひ塗ってほしい!」
そうおっしゃるお客様は非常に多いのですが、実のところ、私たちが現場にお伺いして診断をした結果、「申し訳ありません、お宅の外壁にはもうクリヤーは塗れません」とお断りせざるを得ないケースが後を絶ちません。
【このパートでわかること】
- クリヤー塗装ができない「チョーキング現象」の罠
- 訪問販売の甘い言葉で張り替えになった悲惨な失敗談
- 光触媒などの難付着サイディングに潜む相性の問題
チョーキングが起きてからでは遅すぎる理由
どうして塗れないのでしょうか。それは、クリヤー塗装が「下地(現在の外壁)の状態をそのまま透かして見せてしまう」からです。
外壁を手でスーッと撫でたとき、指先に真っ白な粉が付く現象を「チョーキング(白亜化)」と呼びます。これは紫外線によって塗料が粉々に分解されてしまったサイン。この粉が吹いている上から透明なクリヤーを塗ると、粉が塗料と混ざり合って白濁し、まるですりガラスのように汚く濁った仕上がりになってしまうのです。ひび割れや色褪せがあれば、それもすべてそのまま閉じ込められてしまいます。
つまり、クリヤー塗装ができる絶対条件は「外壁の色褪せや劣化がほとんど起きていないこと」。目安として新築から10年未満、できれば7〜8年の、まだ綺麗でチョーキングが起きていない時期に塗らなければ間に合わないのです。
「まだ綺麗だから」と油断して張り替えになった失敗談
以前、こんなお話を伺いました。
「築12年のとき、訪問販売の営業マンに『まだ壁が綺麗だから透明な塗料でいけますよ』と言われて塗ってもらったんです。でも数ヶ月したら、壁全体が白く濁ってマダラ模様になってしまって…」
まさにチョーキングが始まっていた壁に無理やりクリヤーを塗ってしまった典型的な失敗例。一度クリヤーを塗ってしまうと、その上から色付きの塗料を塗り直すのが非常に難しくなります(塗料が密着しないため)。結局、そのお客様は泣く泣く高額な費用をかけてサイディングボードを張り替えることになってしまいます。
安易に「塗れますよ」と言う業者は、建物の本当の悲鳴が聞こえていない証拠です。
光触媒など特殊コーティングとの相性問題
さらに、最近の住宅で厄介なのが「光触媒」や「無機コーティング」といった特殊な処理が施された外壁(難付着サイディング)の存在である。
これらは汚れを強力に弾く素晴らしい機能を持っていますが、いざ上からクリヤー塗装をしようとすると、その塗料すらも強力に弾いてしまい、ペロッと剥がれてしまうのです。
だからこそ、図面を確認し、必要であれば目立たない場所でラッカーシンナーを使った付着テストを行う。そうした泥臭い診断ができる職人でなければ、決してクリヤー塗装には手を出してはいけない領域なのです。
横浜市の環境でクリヤー塗装を成功させる職人のこだわり
透明だからこそ、ごまかしが一切利かない。それがUVプロテクトクリヤーの真髄です。色付きの塗料なら、少々のムラや傷も上から塗りつぶして隠すことができますが、透明な塗膜では職人の技術が丸裸になります。
【このパートでわかること】
- 海風や強風がもたらす見えない傷の診断技術
- 透明な塗料だからこそ発生しやすい液だれと職人の集中力
- 美しさを決定づけるシーリング(目地)の「後打ち」の重要性
海風や強風エリアでの劣化を見極める診断力
横浜市は東京湾に面したエリアから、緑豊かな丘陵地帯まで多様な顔を持っています。海沿いから吹き込む湿った潮風は、目に見えない形で外壁の表面を攻撃し、微細な傷をつけています。
私たちは現場に立つと、まず太陽の光に透かして壁を斜めからじっくりと観察します。正面から見たら綺麗でも、斜めから見ると塩害や細かい砂埃による無数の擦り傷が見えることがあるからです。これを高圧洗浄で完璧に洗い落とせるかどうか。クリヤーを塗っても白濁しない限界ラインを見極めるのは、何百棟という現場を経験してきた職人の「眼力」しかありません。
透明ゆえに誤魔化しが利かない手作業
いざ塗装が始まっても、気が抜けない工程が続きます。
UVプロテクトクリヤーは、非常に粘度が低くシャバシャバとした塗料です。ローラーに含ませすぎると、壁を伝ってポタポタと液だれを起こし、それが乾くと醜い水滴の跡として残ってしまいます。
かといって塗る量が少なければ、十分な紫外線バリアが形成されません。光の反射具合を確かめながら、均一な厚みで、かすれや液だれがないように繊細にローラーを転がしていく。現場には、ピリッとした心地よい緊張感が漂います。「透明な塗料を綺麗に塗れてこそ、一人前の職人だ」と、私たちは自分たちに厳しく言い聞かせているのです。
透明な塗料だからこそ光るシーリング(目地)の打ち替え技術
そして、クリヤー塗装において絶対に忘れてはならないのが、サイディングボードの繋ぎ目にあるゴム状の「シーリング(コーキング)」の処理です。
通常の色付き塗装であれば、古いシーリングの上からペンキを塗って隠してしまう「先打ち」という手法が取られることがあります。しかしクリヤー塗装の場合、シーリングの上には塗料を乗せません(透明な塗料を乗せると、後でシーリングと一緒に割れて汚くなるためです)。
つまり、クリヤー塗装を終えた”後”に、新しく色の合ったシーリング材を打ち直す「後打ち」という高度な手順を踏む必要があります。少しでもはみ出せば、せっかく綺麗に仕上がった壁を汚してしまう。息を止めるようにマスキングテープを貼り、ヘラでなめらかに整えていく。こうした見えない下準備と緻密な工程の積み重ねが、10年後の圧倒的な美しさの違いを生み出すのだと思いませんか。
まとめ〜横浜市でUVプロテクトクリヤーをお考えなら池田塗装へ
いかがだったでしょうか。お気に入りの外観をそのまま残せるUVプロテクトクリヤーの魅力と、それに伴う「築10年未満」という厳しいタイムリミット、そして職人の緻密な手仕事についてお伝えしました。
外壁塗装は、痛んだ家を直すだけの単なる作業ではありません。ご家族が「このデザインが好きだ」と選んだあの日の想いを、未来へと美しく繋いでいくための大切な儀式です。だからこそ、「まだ綺麗だから大丈夫」と油断せず、本当に手遅れになる前に、正しい知識を持った専門店に相談していただきたいのです。
わたし達、池田塗装は、川崎市に本店を構え、横浜市エリア(青葉店・中央店)も広くカバーする職人直営の外壁塗装専門店です。営業マンが外からチラッと見ただけで「クリヤーでいけますよ」と軽口を叩くようなことは絶対にいたしません。最新のドローンを使って屋根や外壁の高所まで隅々と確認し、実際に手で触れ、シンナーテストを行い、建物の本当の素材と劣化状況をプロの目で厳格に診断します。
もしクリヤー塗装が可能な状態であれば、最高品質のUVプロテクトクリヤーを用い、魂を込めた手仕事で新築の輝きを復元します。
「うちの壁はまだクリヤーで塗れるのかな?」
「訪問業者に急かされて不安になっている…」
そんなお悩みがふと心をよぎったら、どうぞお気軽に池田塗装へご相談ください。しつこい押し売りは一切いたしません。ご家族の笑顔と、美しい街並みを守るため、私たちが全力でサポートさせていただきます!
「HPを見たのですが…」と、0120-711-056(年中無休8時〜19時)まで、お気軽にお電話下さい。
川崎市・横浜市を中心に神奈川県全域が施工エリアになります。お家の外壁塗装、屋根塗装は職人直営専門店の「池田塗装」にお任せください。
- 【川崎本店】TEL:0120-711-056
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この記事の著者について

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2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。(各図書館に置かれています)
「初心忘るべからず」という言葉を胸に、毎日お客さまの信頼を得られるよう頑張っています。 世の中には不誠実な業者も多く、リフォームで後悔する人が後を絶ちません。
一人でもそういう方がいなくなり、私たちが地元の皆さまに貢献できればと思っています。川崎市・横浜市にお住まいで、外壁塗装についてお悩みの方はお気軽にご相談下さい。(会社概要・本店について|青葉店はこちら)








































































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