こんにちは!池田塗装の池田です。今日は、「外壁塗装の「保証」は何を保証してくれるのか?ポイントを解説!」についてお伝えします。
結論からお伝えしますと、外壁塗装の保証は「塗膜の剥がれや膨れ」といった施工不良を対象とするものであり、建物の構造的な揺れによって生じる「ひび割れ(クラック)」は原則として保証対象外となります。
なぜなら、塗料は厚さわずか0コンマ数ミリの極薄の膜にすぎず、下地であるモルタルやサイディング自体が自然災害や道路の振動で割れてしまえば、表面の塗膜も一緒に割れてしまうからです。
さらに、保証書があるだけで安心するのではなく、木部・鉄部などの付帯部が含まれているか、保証期間内に「定期点検」に来てくれる体制があるかを確認することが極めて重要です。
今回は動画の内容に沿って、外壁塗装の保証が具体的に何をどこまで保証してくれるのか、契約前に必ず確認すべきプロの注意点を現場目線で徹底解説します。
【この記事でわかること】
- 外壁塗装における「製品保証」と「工事(施工)保証」の決定的な違いと仕組み
- 保証期間の一般的な相場と、保証対象外にされやすい「木部・鉄部」の注意点
- 塗膜の剥がれとひび割れ(クラック)の境界線、および定期点検の重要性
外壁塗装の保証って何があるの?「製品保証」と「工事保証」の決定的な違い

「外壁塗装にも家電製品のような保証があるとお聞きしたのですが、具体的にどんな保証があるのですか?」
「外壁塗装の保証には、メーカーが出す『製品保証』と、私たちが現場で出す『工事(施工)保証』の2種類があるんですよ!」
【このパートでわかること】
- 外壁塗装に保証が必要とされる理由と、家電製品との共通点
- 塗料メーカーが発行する「製品保証」と塗装業者が発行する「工事保証」の違い
- 塗料が「半製品」と呼ばれる業界特有の理由と、職人の技術が担う責任
家電製品と同じ!高額で自分では直せないからこそ「保証」が安心の要
テレビや冷蔵庫といった家電製品を購入したとき、必ずメーカーの保証書がついてきますよね。
万が一故障したとしても、精密機械をご自身の手で分解して修理できる方はほとんどいらっしゃらないはずです。
外壁塗装もそれとまったく同じで、100万円単位の費用がかかる大きなお買い物でありながら、不具合が起きたからといって自分で簡単に塗り直せるものではありません。
だからこそ、工事後に何らかの不具合が起きた際にしっかり直してもらえる「保証」があること、そして口約束ではなく「保証書」が正式に発行されることが、お客様にとって最大の安心材料となります。
実は塗装業界の中には、保証を一切出さない業者や、保証書を発行しない業者も存在するため、最初の段階で保証の有無を確かめることが不可欠です。
塗料は液体だから「半製品」!製品保証と施工保証が分かれる理由
外壁塗装の保証を理解する上で、最も重要なのが「製品保証」と「工事(施工)保証」の違いを知ることです。
塗料メーカーが作っている塗料は、缶に入った液体の状態ではまだ完全な商品ではありません。
私達塗装業界では、液体の塗料のことを「半製品(はんせいひん)」と呼んでいます。
私達職人が現場で外壁に塗り重ね、しっかりと乾燥させて「塗膜(とまく)」という個体の保護膜になって初めて、一つの完成した商品になるのです。
そのため、缶の中に入っている塗料そのものの品質に対する保証がメーカーの「製品保証」であり、壁に正しく塗って塗膜を完成させた責任に対する保証が塗装業者の「工事(施工)保証」となります。
外壁塗装の保証書を受け取る際は、この「工事に対する保証」がしっかり明記されているかを確認することが基本となります。
法律上の決まりはない?外壁塗装の保証期間の一般的な相場と目安
「外壁塗装の保証期間は何年と法律で決まっているのですか?」とご質問いただくことがありますが、実は法的な義務や決まりはありません。
そのため、業者ごとに保証年数の設定はバラバラですが、一般的には塗料の「実耐用年数」を基準に決められています。
例えば、10年程度長持ちするシリコン塗料であれば、最低でも5年、長い業者であれば7年から10年の保証をつけるのが一般的な相場です。
最近人気を集めているフッ素塗料や無機塗料といった高耐候性塗料では、塗料自体の期待耐用年数が15年から20年近くあるため、10年以上の長期保証を設定する業者も増えてきました。
選んだ塗料のグレードに対して極端に保証期間が短すぎないか、シリコン塗料なのに5年未満しか保証がつかないといったケースがないか、相場と照らし合わせて確認しましょう。
保証は何をどこまで直してくれるの?対象になる不具合と「ひび割れ」の真相

「保証期間内であれば、外壁に起きた問題は何でも無償で直してもらえるのでしょうか?」
「実はそうではないんです!塗膜の剥がれなどは対象になりますが、最も多いお悩みである『ひび割れ』は原則として保証対象外になるんですよ。」
【このパートでわかること】
- 保証の対象となる代表的な不具合(塗膜の剥がれ、膨れ、著しい変色)
- 外壁塗装の保証で「ひび割れ(クラック)」が対象外にされる根本的な理由
- 厚さ0コンマ数ミリの塗膜の限界と、地震や道路振動による建物の揺れの影響
保証対象になるのは「塗膜の剥がれ・膨れ・著しい変色」
外壁塗装の保証で主に対象となるのは、施工の不備によって生じた「塗膜の異常」です。
一番分かりやすい例が、塗ったばかりの外壁から塗料がペリペリと剥がれてきたり、塗膜の下に空気が入って水ぶくれのように膨れてきたりする現象です。
これらは下地処理の不足や、塗料の乾燥時間が足りないまま重ね塗りをしたことなどが原因で起こるため、施工業者の責任として無償で手直しが行われます。
また、保証年数がまだ何年も残っている段階で、白く粉をふくチョーキングが激しく起きたり、著しい色あせや変色が発生したりした場合も、保証の対象となるケースが一般的です。
つまり、「職人が作った塗膜そのものに明らかな欠陥があった場合」が、工事保証の本来の適用範囲となります。
なぜ「ひび割れ(クラック)」は保証対象外にされることが多いのか?
お客様が最も勘違いしやすく、後からトラブルになりやすいのが「外壁のひび割れ(クラック)」です。
「せっかく塗装したのだから、数年でひび割れが入ったら保証で直してくれるのが当たり前」と思われている方が非常に多くいらっしゃいます。
しかし、塗装業界の標準的な規約では、ひび割れはほぼ全ての業者で「保証対象外(免責事項)」と定められています。
その理由は、外壁のひび割れの多くが「建物の動き」や「構造上の原因」によって引き起こされるからです。
地震の揺れはもちろんのこと、台風の強風、あるいは幹線道路沿いで大型トラックが通った際の日常的な振動などによって、家そのものは常に微小に揺れ動いています。
そうした外部からの力によってモルタル壁やサイディングボード自体に負荷がかかり、建材そのものが割れてしまうのです。
わずかコンマ何ミリの塗膜の限界!下地の動きと業界の常識
外壁塗装で壁の上に作られる塗膜の厚みは、下塗り・中塗り・上塗りの3回を重ねても、わずか0コンマ数ミリ(コンマ何ミリ)という極めて薄いものです。
下地である数センチもの厚みがあるモルタルや硬いサイディングボード自体が割れてしまえば、その上に乗っている薄い塗膜が一緒に裂けてしまうのは物理的に防ぎようがありません。
これは塗料の品質や職人の塗り方の問題ではなく、建物の構造的な揺れに起因するものだからこそ、業界全体で「ひび割れは免責」とされているのです。
もちろん、私たち池田塗装でも、完工から1〜2年の間に生じた軽微なクラックであれば、お客様との信頼関係のもとで無償で補修に伺うケースも多々あります。
しかし、基本ルールとしてはひび割れが対象外であることを事前に知っておくことが、施工後の食い違いを防ぐためにとても大切です。
要注意!「木部・鉄部(付帯部)」は保証対象外にされやすい落とし穴
外壁本体と同じくらい注意が必要なのが、雨樋、破風板、軒天、そして「木部・鉄部」と呼ばれる付帯部分の塗装です。
木材や鉄部は、外壁のサイディングやモルタルに比べて水分や気温変化による伸縮が大きく、紫外線による劣化スピードも格段に早いという特徴を持っています。
そのため、多くの業者の保証書では、小さな注意書きで「木部・鉄部の塗装は保証対象外とする」と記載されているケースが珍しくありません。
外壁が10年保証だからといって、木部や鉄部まで同じように10年保証されるわけではないのです。
木部や鉄部にも保証をつけている誠実な業者であっても、一般的な保証期間は1年から3年程度が相場となります。
「付帯部はすべて免責」と丸投げされているのか、それとも短い年数でも責任を持って保証対象に含めてくれているのか、契約前の確認が欠かせません。
保証書だけで決めて大丈夫?契約前に必ず確認すべきプロのアフターフォロー術

「立派な保証書さえもらえれば、その業者に決めてしまっても大丈夫でしょうか?」
「実は保証書があっても、工事後に一度も見に来てくれない業者が多いんです。本当に大切なのは『定期点検に来てくれる体制』なんですよ!」
【このパートでわかること】
- 「保証書があるから安心」という思い込みが招く思わぬリスク
- 保証期間内に専門の技術者が定期点検に訪れてくれるアフターフォローの重要性
- 口約束トラブルを防ぎ、10年後も頼れる業者を見極めるための必須確認事項
保証書があるだけで安心は危険?「定期的な点検訪問」の重要性
どれほど立派な文言が並んだ保証書を受け取ったとしても、それだけで完全に安心してしまうのは早計です。
なぜなら、塗装工事が終わった後、不具合が起きてもお客様ご自身が高所や屋根の異変に気づくことは非常に難しいからです。
雨樋の裏側や2階の壁のてっぺんなど、普段見えない場所で塗膜の剥がれが起きていても、専門家が確認しなければ発見が遅れてしまいます。
だからこそ、「保証書を出すこと」とセットで、「保証期間中に定期的なアフターフォロー(点検訪問)に来てくれるかどうか」が極めて重要になります。
1年後、3年後、5年後といった節目に、プロの目で不具合がないかを自発的にチェックしてくれる業者であれば、問題が大きくなる前に早期発見・早期対応が可能です。
契約を結ぶ前に、「工事後の定期点検のスケジュールはどうなっているのか」を必ず質問してみてください。
書面でちゃんと発行される?口約束トラブルを防ぐ「保証書」の確認
営業担当者が口頭で「うちが責任を持って10年間しっかり面倒を見ますから大丈夫ですよ」と言っていたとしても、決して口約束だけで納得してはいけません。
リフォーム業界のトラブルで多いのが、「言った・言わない」の食い違いです。
工事完了後に不具合が発生して連絡したところ、「そんな保証をつけるとは言っていない」「ひび割れは最初から対象外だ」と突っぱねられてしまうケースがあります。
工事完了後には、必ず会社印が押印された正式な「保証書」が書面で発行されるのかを事前に確認しておきましょう。
また、保証書の中に書かれている「保証の対象となる部位」「免責事項(自然災害やひび割れなど)」の条文にも、契約前にしっかり目を通しておくことがトラブル防止の鉄則です。
契約前に必ずチェック!信頼できる塗装業者を見極める3つの基準
外壁塗装で10年後、15年後も後悔しないためには、以下の3つの基準をクリアしている業者を選ぶことを強くおすすめします。
第1に、「塗料の耐用年数に見合った適正な保証期間」を提示し、正式な保証書を発行してくれること。
第2に、木部や鉄部などの付帯部についても免責に逃げず、できる限りの責任範囲を明記して説明してくれること。
そして第3に、工事が終わってからも定期点検やドローン点検などで住まいの健康状態を見守り続けてくれる「地域密着のアフターフォロー体制」が整っていることです。
保証とは単なる紙切れではなく、その業者が施工に対してどれだけ誇りと責任を持っているかの証そのものなのです。
まとめ~【横浜市】の外壁塗装の保証・アフターフォローのことなら池田塗装へご相談を!
外壁塗装の保証は、高額な工事を安心して任せるための大切な命綱です。
しかし、塗料が職人の手によって完成する「半製品」であること、そして構造上の揺れによる「ひび割れ」は原則として対象外になるという基本知識を知っておかなければ、思わぬ誤解やすれ違いを生んでしまいます。
表面的な「10年保証」という言葉の響きだけで選ぶのではなく、何を保証し、何が対象外なのかを包み隠さず丁寧に説明してくれる誠実な専門店を選ぶことが、外壁リフォームを成功させる最大の秘訣です。
株式会社池田塗装では、横浜市(神奈川区の横浜中央店ショールーム・青葉区の横浜青葉店)および川崎市を中心に、4,000件以上の施工実績を積み重ねてまいりました。
下請け業者に丸投げせず、完全自社専属の熟練職人が「下塗り・中塗り・上塗り」を手塗りで三度塗り重ねることで、密着性の高い強固な塗膜を形成。
その確かな施工力に裏付けられた「最長16年の自社・メーカーW保証」をご提供し、工事完了後には正式な保証書を必ず発行しております。
さらに、工事後もお客様の大切なお住まいを長期にわたって見守るため、最新の調査用ドローンを活用した安全・精密な屋根・高所点検や、定期的なアフターフォロー体制を万全に整えております。
「他社で見積もりを取ったけれど、保証内容に不安がある」「我が家の外壁にぴったりの保証がついた塗装プランを知りたい」という横浜市・近郊エリアの皆様は、ぜひお気軽に池田塗装の無料診断・ご相談窓口へお問い合わせください。
「HPを見たのですが…」と、0120-711-056(年中無休8時〜19時)まで、お気軽にお電話下さい。
川崎市・横浜市を中心に神奈川県全域が施工エリアになります。お家の外壁塗装、屋根塗装は職人直営専門店の「池田塗装」にお任せください。
- 【川崎本店】TEL:0120-711-056
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この記事の著者について

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2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。(各図書館に置かれています)
「初心忘るべからず」という言葉を胸に、毎日お客さまの信頼を得られるよう頑張っています。 世の中には不誠実な業者も多く、リフォームで後悔する人が後を絶ちません。
一人でもそういう方がいなくなり、私たちが地元の皆さまに貢献できればと思っています。川崎市・横浜市にお住まいで、外壁塗装についてお悩みの方はお気軽にご相談下さい。(会社概要・本店について|青葉店はこちら)






























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